【WHOも認めている? 】CBDの安全性と製品選びの注意点を解説

cbd-safetyCBD

世界でも日本でも、近年、CBDのプラス効果が注目され、CBD市場は拡大しています。

最近では医療目的だけでなく、CBDオイルCBDバームなど、健康食品や美容アイテムとして流通しているものも数多くあります。

しかし、原材料が大麻草であるため、試してみたくも安全性が気になりますよね。「大麻」と聞くと、違法薬物ではないかと心配される人も多いと思います。

本記事では、CBDの安全性と、CBDを使用したい人のために、製品選びの方法について解説します。

本記事は著書『CBDのすべて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド(2019)』を参照のうえ、執筆しています。

CBDとは

CBDとはカンナビジオールの略称で、大麻草やヘンプからとれる植物性の成分「カンナビノイド」の一種です。

(大麻草とヘンプはどちらも「カンナビス・サティバ」というアサ科アサ属の植物です。)

近年、CBDには様々な疾患に治療効果があると話題になっています。

CBDが治療効果を発揮する可能性がある疾患
  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 不安
  • 抑うつ
  • がん
  • 吐き気
  • 心血管疾患   など
CBDの構造式

その他のCBDの詳細については下記にまとめてあります。

そもそもなぜ大麻の使用は違法なのか

CBDに安全性や信頼性を見出せない方の多くは、「CBDの原材料が大麻草である」ということが一番の理由ではないかと思います。

それでは、そもそも大麻草がなぜ違法として扱われるのかについて解説します。

理由① 酩酊作用があるTHCが含まれているから

大麻草には、多くのカンナビノイドが含まれており、その一つに「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という成分があります。

THCの構造式

THCを摂取すると、脳に作用し酩酊作用を起こします。いわゆる「ハイ」の状態です。

日本では、酩酊作用を引き起こす麻薬(覚醒剤等)と同じく、違法ドラッグとして麻薬取締法により規制されています。

逆に言えば、大麻草であっても、確実にTHCを含んでいない製品であれば販売することができます。

THC含有量による大麻草とヘンプの区分け

一般的に、カンナビス・サティバの中で、THCの含有量が0.3%以下の品種を「ヘンプ」0.3%以上の品種を「大麻草」とされています。

理由② アメリカ政治の歴史が関係している

THCの酩酊作用や依存性のみが理由なら、アルコールも同じです。

しかし、アルコール摂取は違法ではないことから、酩酊作用や依存性だけでは、大麻草を違法として扱う理由に欠けていますよね。

理由の2つ目は、20世紀前半のアメリカ政治の歴史に関係しています。

アメリカでは、20世紀前半に酒を規制する「禁酒法」が制定され、約10年間、「酒類の製造、販売、輸送」が禁止されていました。しかし、もはや取り締まることが難しいと判断され、禁酒法は廃止されました。

禁酒法が廃止されると困るのは、それまで酒類の取締りを行っていた取締官の雇用がなくなることです。

そこで、当時、連邦麻薬局の局長であった「ハリー・J・アンスリンガー」が大麻草の規制を通して、取締官の雇用創出につなげようとしました。

大麻規制の様々な動き
  • 大麻に対するマスコミの懐疑的な報道
  • マリファナ課税法の制定
  • 大麻を違法とすためのプロパガンダ映画の製作  など

もともと大麻草の起源は約1万2千年前で、衣類や薬草など、様々な目的で使われていました。そのため、大麻草が公的に禁止され始めたのは比較的最近ということになります。

CBDの安全性

以上により、大麻草の違法性をめぐっては賛否両論あり、現在も日本での使用は禁止されていますが、CBDに限っては使用が認められているため、本記事の本題であるCBDの安全性について説明していきます。

CBDに酩酊作用や依存性は確認されていない

CBDはTHCのような酩酊作用や依存性は確認されていません。摂取した後に運転もできるし、自分に効果がないと思えばすぐに辞めることもできます。

また、WHO(世界保健機関)が2017年に発行した事前報告書の中には、「現在のところ、純 CBD 使用に関連した乱用あるいは依存の症例報告はない」といった記載があります。

CBDはむしろ精神に有益に作用し、ストレスを緩和したり、気分を落ち着かせてくれるといった効果があります。

過剰摂取で死ぬことは考えにくい

何においても過剰摂取は人体にとって有毒です。特に病気を治すための市販薬などは、服用のルールを守らないと、最悪の場合、命を落とす危険性もあります。

その論理から考えると、CBDも同様に過剰摂取は人体に良くありません。しかし、ある研究によると、仮に1日1,500ミリグラムものCBDを長期摂取しても、人体は耐えるこができるという結果が出ています。

 CBDを始める方の心構え

科学的に危険性が確認されていないとはいえ、CBD市場は発展途上で研究や法規制が不十分であるということは事実です。

CBDを使う際は次の3点を必ず守るようにしてください。

① 原材料である大麻草(又はヘンプ)がどこでどのように栽培されたのか等の詳細情報を、そのブランドのホームページ等で確認すること

② 製品ラベルの記載を基に、CBD濃度を必ず計算し、価格と照合すること(CBD濃度が高いのに安価の場合、CBDを謳っていて実は別の成分しか入っていないというケースがあります。)

③ CBDを摂取するだけでなく、他の生活習慣も一緒に改善するように努めること

有名ブランド以外で製品を買う場合は本当に信頼できる製品かどうかを確認する必要があります。ホームページやチラシで詳細が分かる製品のみを選んでください。

また、CBDは人の自律神経を調整することでその健康効果を発揮します。つまり、生活習慣が悪ければ、すぐに自律神経のバランスが崩れ、CBDの効果を無意味にしてしまうということを必ず覚えておいてください。

CBDを始めたい方で、今回の記事を読んでもなお自分で製品を選ぶのが怖いという方は、私が使っているものについてまとめた記事を下記に掲載しますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
たむ

幼い頃から、深く考え込んでしまう性格で、大人になった今でも生きずらさを感じていました。「HSP」という気質を知ってから、自分と当てはまる部分が多いと知り、HSPとの上手な共生方法を模索して実践しています。試してよかったことなどを中心に、本サイトで共有します。

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