1日の疲れを手っ取り早く取り除く簡単な方法を知りたくありませんか?答えをお教えしましょう。その方法とは、まぶたを温めることです。
☑夜なのになかなか眠れない
☑目元のしわ・たるみ
☑体全体がなぜかすぐに疲れる
実は、これらの原因はほとんど、目を酷使した結果生じるまぶたの緊張が原因です。
本記事では、眼精疲労を解消するために、目を温めることが効果的な理由と目を温めるためのアイテムを紹介します。
これからの時代はあらゆるものが電子化され、スマホやパソコンの使用頻度は増していくばかりです。この記事を読めば、目の疲労を解消して今後を一日の集中力を格段にあげることができますので、最後まで読んでみてください。
眼精疲労はとにかく厄介です!
脳につながる神経は全部で12あり、そのうち半数は目とつながっています。非常に多くの神経がつながっているため、目を使いすぎると、脳をとおして体全体にまで疲労が波及してしまいます。
例えば、目は体の調整をする自律神経ともつながっています。目を酷使すると、自律神経の機能(体温調節、筋肉の調整、各種ホルモンの分泌など)の低下を招きます。自律神経の乱れは体に大きな負担を与えるため、可能な限りケアする必要があります。
自律神経には交感神経(体を戦闘モードにさせるときに働く神経)と副交感神経(体をリラックスさせるときに働く神経)があります。この2つの神経がバランスよく働いて体を調節できていれば安定しますが、緊張状態が長時間続くなどのストレス負荷がかかると、交感神経の働きが過剰となり、自律神経に乱れが生じます。
目を使いすぎると、交感神経の働きが強くなり、自律神経が乱れます。結果、集中力の低下、イライラ、肩こり、腰痛、その他様々な体全体の悪い症状に繋がってしまうというわけです。
まぶたを温めれば体全体がリラックスします
目を酷使すると、目のまわりの筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。すると、まぶたが冷えるため、もとの適切な温度に戻すために、交感神経が働くと言うわけです。仕組みは以下の図のとおりです。
お分かりのとおり、まぶたの温度を交感神経の働き以外の方法で戻すことができれば、交感神経による体の緊張をおさえることができます。その方法が、まぶたを外部から温めるという方法です。
まぶたの温度が高くなると、副交感神経がまぶたの温度をもとの水準に戻すために、まぶたの筋肉をゆるめ血流を良くします。このとき、副交感神経が優位になるため、体全体がリラックスできるというわけです。
副交感神経が優位になると、良質な睡眠もとることができるため、疲労解消や集中力を高めるためには、まぶたを温めることは非常に有効な方法といえます。
まぶたを温めるアイテム
まぶたを温めるアイテムはいくつかありますが、代表的なものを紹介します。
費用 | 温熱効果 | 利便性 | 費用対効果 | |
ホットタオル | 低 | 中 | 低 | 〇 |
使い捨てホットアイマスク | 中 | 高 | 中 | △ |
アイマッサージャー | 高 | 高 | 高 | ◎ |
①.ホットタオル
家にあるもので作れるため、3つの中では最も低費用で目を温めることができる方法です。
①薄生地のタオルを渦巻上に巻く
②タオルにを水で濡らす
②しっかりしぼる
③タオルをレンジで温める(600wで1分が目安)
④レンジから取り出したら、温度を丁度いいくらいになるまで冷まして完成!
完成したタオルをまぶたの上にのせて目の周囲を温めます。
お金はほとんどかかりませんが、使う度にタオルを温めないといけないのが手間です。また、清潔なタオルを使わないとまぶたが肌荒れする原因にもなるため、個人的にあまりオススメの方法ではありません。
②.使い捨てホットアイマスク
使い捨てホットアイマスクの代表的なものに、花王が販売している「めぐりズム 蒸気でアイマスク」があります。1箱12枚入りのものと16枚入りのものがあります。
温熱機能は十分です(まぶたに汗をかくときもあるほどです)。20分くらいは快適に使えるため、持続時間も問題はないでしょう。
12枚入りでおよそ1000円、16枚入りでおよそ1500円ですので、毎日使うなら、1カ月あたりおよそ3000円です。
③.アイマッサージャー
アイマッサージャーは温熱機能やもみほぐし機能で目をマッサージしてくれる電化製品です。充電して何度も使うことができ、最近のものはブルートゥースで他の端末につないでで音楽を聴けるといったものもあります。
費用は安いもので5000円、高いものでは20000円程します。長く使えるため費用対効果は高いです。ボタンひとつで簡単にまぶたを温めることができるため、利便性も良いです。
僕が使っているものは7000円程で、2年間使っていますが、今のところ故障はなく、問題なく使えています。寝る前に使うと、体がじんわり温まる感じがして寝つきが良くなる実感はあります。
これからの時代は目のケアをしないとボロボロの体になる
今後もあらゆるものが電子化され、スマホやパソコンを使う頻度は日々増していき、今よりも利便性の高い生活が実現していくでしょう。
しかし同時に、体への健康被害も考えなければいけません。目の疲れは放置すると、目のしわやたるみ、肩こり、ストレスなど、放置できない体全体の健康被害につながります。
健康被害を防ぐためにも、定期的な目のケアは必要不可欠な時代になりつつあります。これからの時代を有利に暮らすためにも、目を温めることを習慣にしていきましょう。
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