【疲れやすいあなたはどのタイプ】HSPの4分類となかなか行動が起こせないHSS型HSPとの向き合い方

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HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは「生まれつき感受性が強くて人一倍敏感な気質のある人」のことです。5人に1人はHSPと言われています。

HSPにはさらに4つに分類できることをご存知でしょうか。

本記事では、4つのタイプそれぞれの特徴と、自分の思うようになかなか行動できない「HSS型HSP」の自分との向き合い方についてご紹介します。

HSPとは

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は1996年にアメリカで提唱された言葉で、「生まれつき感受性が強くて人一倍敏感な気質のある人」のことです。「繊細さん」と呼ばれることもあります。

HSPは病気ではなく、生まれ持った先天的な気質で、主に下記のような特徴があります。

  • 物事を深く考えて行動する 
  • 刺激に対して敏感で疲れやすい
  • 共感力が高く気配り上手
  • あらゆる感覚が鋭い
  • 誠実で責任感が強い
  • 自分自身に高度な要求をしてしまう

これらに多く当てはまる場合は、HSPの可能性があります。

HSPの4分類

HSPは非常に敏感な人の総称で、「刺激を求めるか」と「内向的or外交的」によって4つに分類分けすることができます。自分がHSPだと感じたら、次にどのタイプに当てはまるかを考えてみてください。

HSPの4分類
  • 繊細 + 刺激を求めない + 内向的=HSP
  • 繊細 + 刺激を求める + 内向的=HSS型HSP
  • 繊細 + 刺激を求める + 外向的=HSS型HSE
  • 繊細 + 刺激を求めない + 外向的=HSE

内向的:興味関心が自分の内面世界

外交的:興味関心が自分以外のもの

HSP(繊細 + 刺激を求めない + 内向的)

一般的に一番イメージしやすいのがこのタイプです。繊細で内向的なため、刺激を求めないというのは想像しやすいと思います。

このタイプは、HSP全体で最も多い7割を占めるとされています。

HSP=内向的ではないの?

HSPは繊細で内向的になりやすいため、「HSP=内向的」とする場合もあります(4つのタイプの中のHSPはこれにあたります)。

しかし、広義のHSPの中には繊細で外交的な人も含まれます(後に説明するHSE)。広義のHSPは「繊細な人」とか「刺激に敏感な人」という意味にとどまり、内向的か否かは考えません。

HSS型HSP(繊細 + 刺激を求める + 内向的)

HSS(High Sensation Seeking)は非常に刺激を求める人という意味です。

HSS型HSPとは、繊細で内向的であるにも関わらず、刺激は求めるという矛盾した気質の持ち主です。車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるイメージです。

このタイプは、物事に対して飽きやすく非日常といった普段とは違う刺激を求めます。しかし、物事を深く考え慎重に行動するというHSPの気質も持ち合わせているため、なかなか行動できない自分に葛藤やいらだちを感じやすいという傾向があります。

刺激を求めて行動が起こせた場合でも、HSPであることに変わりはなく、自ら求めた刺激で人の倍疲れてしまいます。

HSS型HSPはHSPの中でも少数派で、全体のわずか6%と言われています。

HSE(繊細 + 刺激を求めない + 外向的)

HSE(Highly Sensitive Extroversion)とは非常に繊細でありながら外向的である人という意味です。次に説明するHSS型HSEを含め、HSP全体のおよそ3割を占めるとされてます。


このタイプは、一見、HSPには見えません。外交的で多くの人の中にいることに安心感を覚えます。生育環境が大家族であったりすると、少数派ですがHSPでも外交的になる場合があるのです。

しかし繊細であることに変わりはなく、常に人と接していると疲れてしまうため、他人と親密になりすぎることは避けようとします。


また、刺激を求めているわけでもないのに外交的なため、望んでいないのに、周囲の人から一目置かれたり、周囲を意図せずまきこんでしまうといった意図しない求心力が強いという特徴があります。

そのため、意識的に一人の時間をつくらないと、自分でも気づかない間に疲れ果ててしまいます。

HSS型HSE(繊細 + 刺激を求める + 外向的)


このタイプも、HSEのため、HSPには見えません。社交性が高い人物と思われることも多いです。

HSS型HSEは刺激を積極的に求め、さらに外向的です。しかし、繊細であることに変わりはないため、HSPの中でも、より疲れやすいのが特徴的です。

HSEのため、協調性があり他人と打ち解けやすい側面がある一方で、親密になりすぎることは避けようとします。周囲の人に「急に距離を置かれた?」と思われることも珍しくないでしょう。

普通のHSEとの違いは、自ら刺激を求めていくという点です。そのため、チャレンジ精神が旺盛ですが、失敗すると引きずりやすく、より生きづらさを感じてしまいやすいタイプとも言えるでしょう。

【行動できれば最強】HSS型HSPとの向き合い方

あなたは、上のどのタイプに最も近いと感じましたか?必ずしも、特定のタイプに一致するというものではありません。

実は、上記のタイプの中でも「HSS型HSP」には天才が多いと言われています。

その理由は、HSPの内向的な特性と、HSSの刺激を求めるという特性が、新しい経験を積極的に積んだり、物事を深く学び本質をとらえることにつながるからです。内向的な人は、物事を多角的にとらえる能力にも長けています。

しかし、その反面、行動を起こしたいという気持ちと慎重な性格との板挟みになることもあります。新しいことに挑戦したくても、失敗への恐怖が人一倍強いため、行動に移しきれない自分にいら立ちを覚えることもあるでしょう。内向的なため、人に頼ることも苦手です。

HSS型HSPがその能力を発揮するためには、しっかりと自分と向き合うところから始めることが必要です。

自己肯定感を高く保つ

HSPは少数派です。そのため、幼い頃から他人とは違う自分を感じるにつれて、自分への自信を喪失してしまっている傾向があります。

しかし、行動を起こすためには自分に自信をもつということが前提です。HSS型HSPがまず最初にするべきことは、ありのままの自分でいいんだという気持ちを持ち、その自分に対して自信をもつことです。

ハードルを高く設定しない

HSPは責任感が強く誠実です。周りの期待に応えようと必死になることもできます。

しかし、その長所にも思える特性が、本人を苦しめることもあります。HSS型HSPの場合、無力な自分を変えたいというモチベーションが刺激を求めるかもしれません。それ自体はいいことですが、HSPにとって、未知のものは大きなストレスにもなります。

「自分を変えなきゃ!」という焦りの気持ちを感じたら、ハードルが高くなっている可能性があります。そんな時は、目標を下げたり、今の自分でも十分だと思うように考え方をしましょう。

【参考】HSS型HSPにおすすめの本
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この記事を書いた人
たむ

幼い頃から、深く考え込んでしまう性格で、大人になった今でも生きずらさを感じていました。「HSP」という気質を知ってから、自分と当てはまる部分が多いと知り、HSPとの上手な共生方法を模索して実践しています。試してよかったことなどを中心に、本サイトで共有します。

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